大阪金概況:小幅に低下、米長期金利の高止まり映すも朝安の後は下げ渋り

2021年3月17日 16:05

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:05JST 大阪金概況:小幅に低下、米長期金利の高止まり映すも朝安の後は下げ渋り
大阪取引所金標準先物 22年2月限・日中取引終値:6089円(前日日中取引終値↓4円)

・推移レンジ:高値6092円-安値6065円

17日の大阪取引所金標準先物(期先:22年2月限)は下落した。米長期金利が高止まった状態にあり、金利がつかない資産である金の魅力低下が意識された。また、昨日の米国株式市場でダウ平均が下落したが、今日の東京市場で日経平均が底堅く推移し、安全資産とされる金には資金が向かいにくかった。ただ、FOMCや日銀金融政策決定会合の結果発表などの金融イベントを控え、下値を売る動きは見られず、また、午後は日経平均が下げに転じたこともあり、今日の金先物は朝安の後は下げ渋る展開となった。《FA》

関連記事