3月8日のNY為替概況

2021年3月9日 05:09

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記事提供元:フィスコ


*05:09JST 3月8日のNY為替概況
 8日のニューヨーク外為市場でドル・円は108円55銭から108円94銭まで上昇して引けた。

米1月卸売在庫改定値や卸売売上高が12月から予想以上に伸びが拡大したほか、上院がバイデン大統領が提示した1.9兆ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法案を可決したため速やかに成立するとの思惑に回復期待が一段と強まり金利先高感を受けたドル買いに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは1.1887ドルから1.1846ドルまで下落して引けた。

  
ユーロ・円は128円83銭から129円30銭まで上昇。リスク選好の円売りが優勢となった。

  
ポンド・ドルは1.3855ドルまで上昇後、1.3803ドルまで反落。ジョンソン首相が英国国民の3分の1超が新型コロナウイルスワクチンを接種したとしたため回復期待を受けたポンド買いに底堅い展開。

ドル・スイスは0.9327フランから0.9360フランまで上昇した。

[経済指標]・米・1月卸売在庫改定値:前月比+1.3%(速報値:前月比+1.3%)・米・1月卸売売上高:前月比+4.9%(予想+0.9%、12月:+1.9%←+1.2%)《KY》

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