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Appleの主要サプライヤーである台湾の鴻海精密工業(フォックスコン)は、米国の電気自動車スタートアップであるFisker(フィスカー)と、米国で電気自動車(EV)を生産する暫定合意にいたった。
鴻海は2月24日、フィスカーとEVを共同開発することに合意したと発表。2023年第4四半期に生産を開始する見込みで、フィスカーブランドで販売され、北米、ヨーロッパ、中国、インドをターゲットにするという。年間25万台の生産を予定しているというが、まだ具体的な目標スケジュールは示されていない。
気になるところが、鴻海は自動車の生産経験がないことだ。だが台湾の大手自動車メーカー裕隆汽車や、中国のEV自動車スタートアップであるバイトンとのパートナーシップに基づき、ノウハウを強化するという情報もある。
また鴻海は、2020年1月にFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)と合弁会社を設立し、中国で電気自動車を生産するとも発表していた。一方で、鴻海の創業者で元会長の郭台銘氏は、完成車の生産には、安全性能の懸念から参入しないと語っていた。
それが180度転換し、鴻海はEV生産に参入する戦略に舵を切ったわけだ。その背景には、減速するスマートフォン市場から新たなビジネス基盤を模索しており、その市場がEVに向けられたとみられている。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)
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