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【株式市場】日経平均は後場一段安となり3万円を割る、回復後初の陥落で「大台固め」を想定
◆日経平均は2万9671円70銭(484円33銭安)、TOPIXは1903.07ポイント(35.28ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加し15億7041万株
2月24日(水)後場の東京株式市場は、米株価指数先物が安いとされてソニー<6758>(東1)などが一段と値を消して始まった一方、三井不<8801>(東1)などはワクチン効果浸透への期待などで一段と強含み、空運、旅行・観光株も上げ幅を保って推移。日経平均は一段下げた位置で一進一退を続け、13時半頃からはジリ安。大引けは484円33銭安(2万9671円70銭)まで下げて安値引け。大幅反落となった。
日経平均は2月15日に31年ぶりに3万円台を回復してから終値で初の3万円割れ。「大台固め」という古語があるように、目先は3万円を出没しても不自然ではないとの見方がある。
後場は、資生堂<4911>(東1)が上げ幅を縮目ながらも値を保ち、香港、上海株が香港での印紙税引き上げが伝えられて下げた割にしっかり。ブルドックソース<2804>(東1)は業務用の回復期待などで一段高。和心<9271>(東マ)は華僑資金流入の憶測あるとかで再び急伸ストップ高。LAホールディングス<2986>(JQS)は今期の大幅増益予想など材料視され一段高。
東証1部の出来高概算は15億7041万株(前引けは8億1416万株)、売買代金は3兆4613億円(同1兆6903億円)。1部上場2194銘柄のうち、値上がり銘柄数は605(前引けは937)銘柄、値下がり銘柄数は1523(同1159)銘柄。
また、東証33業種別指数は6業種(前引けは18業種)が値上がりし、値上がり率上位は、空運、不動産、倉庫/運輸、石油/石炭、鉄鋼、陸運、となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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