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headless 曰く、 Teslaは1月29日、Model S/Xのメディアコントロールユニット(MCU)に搭載されたeMMCのリコールを米国家運輸安全委員会(NHTSA)に報告した(NHTSAの報告書: PDF、 The Vergeの記事、 Electrekの記事、 The Next Webの記事)。
対象となるのは2018年3月までに製造されたModel S(2012年式~2018年式)およびModel X(2016年式~2018年式)のMCUで、NVIDIA Tegra 3プロセッサーを搭載し、8GBのeMMCが統合されている。このMCUでは故障が多発しており、NHTSAは昨年11月にeMMCのウェアアウトが原因と断定、今年1月にはTeslaへリコールを要請していた。
NHTSAの報告書では2月1日にディーラーへ通知し、3月30日にオーナーへ通知する予定だと記載されており、現在のところTeslaのWebサイトに情報は出ていないが、既にオーナーへ電子メールで通知しているという。リコールは64GBのMicron製eMMCを搭載するビジュアルコントロールモジュール(VCM)ドーターボードへの交換で対応するとのこと。
MCUが故障するとリアビューカメラの映像が映らなくなるほか、結露除去の切り替えができなくなるなどの問題が発生するが、Teslaはソフトウェアアップデートで問題は解決したと説明しているという。そのため、TeslaではMCUの故障が安全上のリスクにはならないとの考えを示しているが、NHTSAは同意できないとTeslaに送った書状(PDF)で述べている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
関連キーワードNVIDIA、リコール(回収・無償修理)
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