【株式市場】決算発表株の選別買いになり日経平均は始値の123円高を上値に値を消す

2021年1月29日 12:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万8145円63銭(51円79銭安)、TOPIXは1837.60ポイント(1.25ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億3545万株、

 1月29日(金)前場の東京株式市場は、四半期決算が好調だった富士通<6702>(東1)や2日前に通期業績予想を増額したファナック<6954>(東1)などが上げ、日経平均はNY株の反発もあって123円30銭高(2万8320円72銭)で始まった。ただ、米夜間取引でダウ先物が再び下落とされ、日経平均は始値を高値に一進一退を続け、前引けは小安くなった。TOPIXも軟調。

 オリエンタルランド<4661>(東1)が四半期決算で業績悪は出尽しとされて上げ、JCRファーマ<4552>(東1)は引き続き新型コロナワクチン原液増産などが材料視され大幅続伸。Jトラスト<8508>(東2)は 一連の開示事項経過による海外での勝訴が材料視され再び急伸。リファインバース<6531>(東マ)は共同開発のリサイクル原料によるナイロンが海外で採用との発表で活況高。アスコット<3264>(JQS)はSBI証券、SBIマネープラザとの提携発表で急伸。

 東証1部の出来高概算は6億3545万株、売買代金は1兆2723億円。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は923銘柄、値下がり銘柄数は1157銘柄。

 また、東証33業種別指数は12業種が値上がりし、証券、不動産、精密機器、医薬品、海運、陸運、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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