神戸三宮阪急ビルが4月26日開業、商業施設「エキゾ神戸三宮」など登場

2021年1月29日 20:48

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開業に向けて整備が続く神戸三宮阪急ビル(阪急電鉄など発表資料より)

開業に向けて整備が続く神戸三宮阪急ビル(阪急電鉄など発表資料より)[写真拡大]

 阪急電鉄と阪急阪神不動産が、神戸市中央区加納町の阪急神戸三宮駅とその周辺で整備を進めている施設の名称が「神戸三宮阪急ビル」と決まり、4月26日に開業することになった。35の専門店が集結する商業施設「EKIZO(エキゾ)神戸三宮」、食品スーパーの「阪急オアシス」、阪急阪神ホテルズが運営するホテル「remm+(レムプラス)神戸三宮」が登場する。

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 エキゾ神戸三宮の名称は、異国情緒が漂う神戸のエキゾチックと、駅と一体となった施設であることから名付けた。神戸三宮阪急ビルは、旧神戸阪急ビル東館を建て替える地下3階地上29階建て延べ約2万9,000平方メートルの新ビルと、阪急神戸線高架下の地下1階地上2階建て延べ約5,500平方メートルの再整備部分で構成される。

 地下2階から地上3階部分がエキゾ神戸三宮となり、延べ床面積が約1万500平方メートル。核店舗の役割は地下2階の阪急オアシスが果たす。神戸三宮駅コンコース周辺の物販・サービスゾーンは街の玄関口として、洗練された雰囲気で華やかな印象を与える空間を演出し、スイーツやカフェ、美のこだわり店舗を集める。

 高架下に連なる飲食ゾーンは神戸らしい多様性を体現した「和洋混載」をキーワードに、昼から夜までワイワイとにぎわい、ごちゃまぜ感のある横丁を目指す。35の専門店のうち、グローサラント「キッチン&マーケット」など19店が神戸初出店となる。

 新ビルの4~15階はオフィスゾーン。ワンフロア約600平方メートルで、阪急神戸三宮駅だけでなく、JR三ノ宮駅、神戸市営地下鉄三宮駅に直結する利便性を売り込む。15階には神戸市が知的交流施設の「アンカー神戸」を設ける。

 17~28階に入居するのがホテルのレムプラス神戸三宮。209の総客室数で、2月1日から宿泊受付を開始する。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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