パナソニック、カーナビ・ストラーダ「CN-E330D」発売 自車位置測位精度を向上

2021年1月27日 08:48

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ストラーダ「CN-E330D」のイメージ。(画像: パナソニックの発表資料より)

ストラーダ「CN-E330D」のイメージ。(画像: パナソニックの発表資料より)[写真拡大]

  • 車載イメージ(画像: パナソニックの発表資料より)
  • みちびきの利用イメージ(画像: パナソニックの発表資料より)
  • ピクトグラム、ナンバリング表示(画像: パナソニックの発表資料より)
  • スイテルート案内(画像: パナソニックの発表資料より)
  • スイテルート案内の表示画面(画像: パナソニックの発表資料より)

 パナソニックは25日、AV一体型カーナビゲーション「ストラーダ」シリーズの新製品となるCN-E330Dを、2月下旬に発売すると発表した。CN-E330Dはストラーダのベーシックモデルで、7型ワイド液晶を採用している。価格はオープン。

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■自車位置測位精度の向上

 CN-E330Dは、日本のほぼ真上を通過する準天頂衛星「みちびき」に対応している。「みちびき」は複数機で運用されているため、ビル街または山間部でも自車の位置を正確に把握できる。さらに複数機に対応をすることで、電波の受信タイミングが従来の8時間間隔だったものが24時間いつでも受信できるようになった。もちろんこれまでのGPSにも対応をしているため、自車位置測位精度がさらに向上したことになる。

■ピクトグラムで見やすさ向上

 ナビ画面は、ユーザーが道を迷わないように案内することが絶対条件となる。そこで今回のCN-E330Dは、見やすさの向上にも力を入れた。路面に実際に色が塗られているカラーレーンや、ドットレーン、都市高速のナンバリングの記載にも対応。

 今回もっとも新しい表示対応は、ピクトグラムだ。実際の道路看板に表示されているピクトグラムを東京都内の一部エリアで実際に表示されるように対応した。ピクトグラムのほかに反転文字やローマ字併記にも対応している。

 例えば、国道20号線の新宿駅手前の道路看板にはパスタ新宿を示すピクトグラムが存在するが、これもしっかり表示されている。

■渋滞を避ける「スイテルート案内」でスムーズ移動

 CN-E330Dは交通情報サービス「VICS WIDE」に対応。渋滞回避ルート探索機能「スイテルート案内」もオプション設定なしで利用できる。「ステイルート案内」は、「VICS WIDE」の渋滞・規制情報を活用してより早く、快適なルートを自動的に探索、案内する機能だ。交通状況の変化によりルートが変更された場合は、新ルートと旧ルートを比較したルート選択も可能となっている。

 現在は関東1都6県にてプローブ情報を活用した実証実験を行っており、さらに渋滞回避の性能が向上している。これは、走行中の車から得られた情報を反映することで、渋滞を回避するものだ。

 その他、ルート学習やハイウェイモード、細街路探索、ワンセグなどの機能を備えている。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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