ツインバード工業が再び急伸、ファイザーの新型コロナワクチン正式契約など材料視

2021年1月21日 11:08

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■超低温が可能な保管・輸送ボックス「FPSC」への注目再燃

 ツインバード工業<6897>(東2)は1月21日、再び大きく出直り、11%高の1985円(200円高)まで上げて1月8日につけた直近の高値2100円に迫っている。

 かねてより新型コロナウイルスワクチン保管・輸送用の超低温フリーザーボックス「FPSC」(フリーピストン・スターリング方式冷凍機)」が注目されており、20日、「田村厚生労働大臣はアメリカの製薬大手ファイザーとの間で年内に7200万人分にあたるおよそ1億4400万回分の供給を受ける契約を正式に結んだと発表」(NHKニュースWEB1月20日20時09分)などと伝えられ、注目再燃となった。

 新型コロナワクチンの輸入に関しては、保存温度がファイザー製ほど低くなくて済むモデルナ社製やアストラゼネカ社製とも契約済みと伝えられるが、量的にはファイザー製が各々より3~5割多いとされている。このため、超低温タイプの同社製品への注目は衰えない様子だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【特集】株式分割・配当の権利取りからトライへ(2020/09/23)
【特集】経済活動の再開を両立させる関連株として証券株に注目(2020/09/14)
【特集】長寿の老舗企業とキャッシュリッチの金持ち企業の脚光に期待(2020/09/07)
【特集】企業再生と株価再生のワンモアチャンスを先取り、バリュー株買いも一考余地(2020/08/31)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事