NY外為:ポンド買戻し継続、マイナス金利への思惑後退

2021年1月13日 01:28

印刷

記事提供元:フィスコ


*01:28JST NY外為:ポンド買戻し継続、マイナス金利への思惑後退


NY外為市場ではポンドの買戻しが継続した。ポンド・ドルは1.3580ドルから1.3632ドルまで上昇。ポンド円は141円60銭から142円03銭まで上昇し9月1日来の高値を更新した。ユーロ・ポンドは0.8946ポンドから0.8921ポンドまで下落し11月来の安値を更新。

英中銀のベイリー総裁はマイナス金利には多くの問題があると慎重な見解を示した。このためマイナス金利導入の思惑を受けたポンド売りが後退。英中銀金融政策委員会のテンレイロ委員は11日、追加刺激策の必要性に言及したほか、マイナス金利に関して前向きな姿勢を見せたためポンド売りが優勢となっていた。《KY》

関連記事