後場の日経平均は169円安でスタート、キヤノンやオリエンタルランドが安い

2021年1月4日 13:04

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27275.02;-169.15TOPIX;1788.51;-16.17

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前営業日比169.15円安の27275.02円と前引け値(27344.87円)から下げ幅を広げて取引を開始した。ランチバスケットは差し引き20億円の売り越しとの観測。また、ランチタイムの日経225先物はもみ合い推移。前場のTOPIXの下落率が0.66%となっており、後場は日銀によるETF買入れの思惑が下支え要因として意識されよう。一方、今週は5日に米ジョージア州の上院決選投票が行われる他、8日の雇用統計を含め米国で重要な経済統計の発表が相次ぎ、これらを見極めたいとする向きも多く、様子見気分が徐々に広がりやすいとの指摘が聞かれている。

 売買代金上位では、エムスリー<2413>を筆頭に、レノバ<9519>、ブイキューブ<3681>などが引き続き強い値動き。一方、キヤノン<7751>、オリエンタルランド<4661>、ANA<9202>、東海旅客鉄道<9022>などが下落。業種別では空運を筆頭に、不動産、鉱業、陸運などが下落率上位にランクイン。《HH》

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