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今週のマーケット展望「『掉尾の一振』で大台ワンタッチを期待」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)
*10:06JST 今週のマーケット展望「『掉尾の一振』で大台ワンタッチを期待」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)
皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。
今年の相場も残すところあと3日。コロナショックから一転、株価指数は軒並み史上最高値を更新、日経平均も約29年ぶりの高値となるなど、記録的な相場の1年でしたが、どんな締めくくりになるのでしょうか。
さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、12月28日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。
まず広木さんは、『今週3営業日でいよいよ今年も終わりである。大納会を含むラスト3日間の日経平均は上昇する確率が高い』と言及。
その理由としては、『90年からの30年間では19回上昇した。率にすれば63%』とのこと、さらに『クリスマス休暇明けの海外投資家も市場に戻ってきて、「掉尾の一振」」となるのではないか』と説明しています。
そして、『2万7000円の大台ワンタッチもあるかもしれない』と予想しています。
『これまで相場が横ばい推移だったのは、11月の記録的な上昇の過熱を冷ます日柄調整の必要があったことと、節税目的の損出し売りや、休暇入り前の持ち高解消の売りがあったからだろう。それもこの時期になれば峠を越えているはずで、需給も改善しよう』と広木さんはみているようです。
さらに、『12月第3週(14日〜18日)の投資主体別売買動向によれば、海外投資家は7週連続の買い越しだ』とも伝えています。
一方、IPOの動向については、『記録的なIPOラッシュだった今月も月曜火曜で1社ずつを残すのみ。今後しばらくIPOの予定がないこと、資金吸収額が大きくないことを考えると、今年最後のIPOは相当賑わいを見せる可能性が高い』と見解を述べています。
また、今週の決算については『月曜日には、しまむら(8227)の決算発表がある』として、『株価は上から下降してくる25日移動平均と右肩上がりの75日移動平均に挟まれた三角保ち合いが煮詰まった状態だ。そろそろ上下、どちらかに放れるタイミング。決算発表がその契機になりそうだ』と分析しています。
今週の予想レンジは『2万6500円〜2万7000円』とのことです。
最後に広木さんは『今年もマーケット展望をご愛読いただきありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください』と締めています。皆さま、本当に今年もありがとうございました!来年も楽しみにしていてくださいね。
山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。
フィスコマーケットレポーター 山崎みほ《HH》
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