東京為替:ドル・円は103円60銭近辺で推移、米国政治不安残る

2020年12月25日 09:23

印刷

記事提供元:フィスコ


*09:23JST 東京為替:ドル・円は103円60銭近辺で推移、米国政治不安残る
25日午前の東京市場でドル・円は103円60銭近辺でもみ合う状態が続いている。本日は、欧米、豪、NZ、香港市場などがクリスマス休場となるため、ドル・円などの主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続くとみられている。なお、米議会で2021年度予算案と一体化している新型コロナウイルス追加経済対策法案が修正できなかったことから、リスク選好的な円売りは抑制されるとの見方が出ている。下院民主党は国民への現金給付金について、1人当たり600ドルから2000ドルへの引き上げを求めたが、共和党は反対した。つなぎ予算の期限切れとなる12月28日までに適切な対応が取られない場合、政府機関は29日から一部閉鎖となる可能性がある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は103円62銭から103円68銭で推移。ユーロ・円は126円24銭から126円36銭で推移、ユーロ・ドルは1.2181ドルから1.2187ドル。

【売買要因】
・新型コロナウイルスの変異種の感染拡大
・英国と欧州連合の通商協協議は合意
・米国の政治不安《MK》

関連記事