オプティム 土地の利用状況が確認できる「土地用途判定システム」が九州地方発明表彰の発明奨励賞を受賞

2020年12月23日 09:58

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記事提供元:フィスコ


*09:58JST オプティム---土地の利用状況が確認できる「土地用途判定システム」が九州地方発明表彰の発明奨励賞を受賞
オプティム<3694>は22日、同社の「土地用途判定システム」(特許第6495561号)が「令和2年度九州地方発明表彰」の発明奨励賞を受賞したことを発表。

地方発明表彰は、全国を8地方(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)に分けて実施されており、優れた技術やデザインを生み出した発明者、またはその実施化に尽力された方を顕彰するもので、大正10年より続く歴史のある表彰である。

同社の土地用途判定システムは、土地が登録された用途と同じ用途で使われているかを判定するシステム。航空機や人工衛星などで撮影された土地の空撮写真を、画像解析により土地の住所と用途を特定して、登録された用途と一致しているかを判定する。これにより、調査員が現地に出向かずに、土地の実際の利用状況を確認できる。

同社は、創業当初から、独自の技術を搭載した製品サービスを知財で保護することによって新市場や新顧客を開拓してきた。このような背景から、「イノベーション活動の成果は知財である」という考えが根づいているという。一貫した知財戦略のもとに事業活動を展開するため、知財戦略チームを中心とした知財管理体制を構築し、イノベーション活動に取り組んでいるとしている。《ST》

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