イメージワンが連日ストップ高、新型コロナPCR検査システムの開発完了など材料視される

2020年12月21日 11:24

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■ほとんど非接触、医療体制との連携まで一元管理可能と17日発表

 イメージ ワン<2667>(JQS)は12月21日、買い気配のまま760円(100円高)に達し、2日連続ストップ高となっている。12月17日、共同開発中だった新型コロナウイルスPCR検査システムの完成を発表し、翌日から連日、注目集中となっている。

 12月17日の夕方、2020年8月12日付で公表した「ドライブスルー方式による新型コロナウイルスPCR検査システムの開発が完了したと発表し、他の検査等でも対応出来るシステムのため、システム名称を変更し「新型コロナウイルス検査運用システム」にするとした。

 発表を総合すると、この「新型コロナウイルス検査運用システム」は、株式会社ダナフォーム(神奈川県横浜市、ダナフォーム社)と共同で開発した。「検査受付~検体採取~検査結果による医療体制への連携」を一貫して行う検査運用システムで、迅速、かつ、人的な接触が殆どないシステムになる。

 従来の新型コロナウイルス検査では、検査結果の判明に相当の時間を要していたが、ダナフォーム社の保有する検出技術を利用することで、検査結果までの時間を短縮することが可能となった。また、当社のクラウド型電子カルテシステムを活用することにより、検査対象者の受付から検査結果による医療体制への連携までを一元管理可能となる基幹システムを構築した。

 昨今の状況から、新型コロナウイルス検査運用システムの早期普及増進は国の緊急課題であり、それを解決していくことに繋がるシステムとなる。当社は自治体・医療機関及び、空港等の防疫において当システムを積極的に販売していくことにより収益を図り、それが結果として国家危機である新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策への貢献となることと確信する、とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
GMOグローバルサイン・ホールディングスは高値に接近、20年12月期増収増益予想(2020/09/30)
夢真ホールディングスは戻り試す、20年9月期増収増益予想(2020/09/30)
ジーニーは調整一巡、21年3月期黒字化予想(2020/09/29)
【特集】上方修正や好決算の発表銘柄から中国関連と証券株に「まだはもうなり」の可能性(2020/10/19)
【特集】テレワークの恩恵、ハウスビルダー株に注目(2020/10/12)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事