トヨタとLIXIL、移動型のバリアフリートイレを共同開発

2020年11月16日 09:07

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トヨタとLIXILが共同開発したモバイルトイレ(画像: トヨタ自動車発表資料より)

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  • モバイルトイレの内部

 トヨタ自動車は14日、LIXILと共同で「モバイルトイレ」を開発したと発表。車いす利用者が安心して使用できる移動型トイレで、公共施設でのバリアフリー効果に期待がかかる。

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 今回開発したモバイルトイレは、活動制限がある人が利用しやすい環境を想定したと考えられる。近年はイベントや公共施設が多様化しており、バリアフリーの進化により車いす利用者の利用例も増えている。これに合わせて全国でさまざまな形の多機能トイレが整備されているが、改善点も多いのが現状だ。トヨタとLIXILの共同開発であるモバイルトイレは、そういった課題に応えるものとなる。

 モバイルトイレは、車両前後に大きなトイレマークを設けているため、誰でも遠くから存在に気づきやすい。超低床設計により、出入り口につながる動線はなだらかなスロープになっており、車イスを動かしやすくなっている。

 内部でも車いすが回転しやすいよう空間を広く取っており、便器は手すりつきで専用機能が充実しているなど、幅広いメリットが見込める。介助者用の前室まで設けているため、車いすを使う人だけでなくサポート役にとっても優れた環境だ。

 モバイルトイレは移動型のため、けん引であらゆる場所に設置可能。今後イベントが開催されるたびに、体の不自由な人への対応としてモバイルトイレを導入できるようになった。モバイルトイレの導入効果として、車いすの使用者が公共の施設やイベントに参加しやすい環境が整うことが望まれる。

 11月21、22日には、横浜市北仲通地区の「横浜北仲フェス」にて、稼働が予定さている。今後もモバイルトイレはさまざまなイベントに出展を予定しており、実際の利用者の声も参考にしながら、車体改善を行うとしている。

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