クリナップは21年3月期2Q累計が計画超、通期も上振れの可能性

2020年11月9日 08:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

(決算速報)  クリナップ<7955>(東1)は11月6日の取引時間終了後に、21年3月期第2四半期累計の連結業績を発表した。新型コロナウイルスの影響を受けたが、売上高が計画を上回り、営業・経常利益は赤字予想から一転して黒字で着地した。通期も上振れの可能性が高いだろう。株価は3月の安値に接近しているが、第2四半期累計の計画超を評価する動きが優勢になりそうだ。出直りを期待したい。

■21年3月期2Q累計は減益だが計画超、通期も上振れの可能性

 21年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比13.0%減の476億72百万円、営業利益が96.2%減の85百万円、経常利益が92.4%減の1億71百万円、純利益が1億42百万円の赤字(前年同期は15億72百万円の黒字)だった。

 新型コロナウイルスの影響で2桁減収、大幅営業・経常減益、最終赤字だが、売上高・各利益とも計画を上回った。売上高は、新しい生活様式の普及などで、減収率が想定よりも小幅にとどまった。利益面では、営業政策見直しや投資抑制などコスト削減の効果も寄与して、営業・経常利益は赤字予想から一転して黒字で着地した。

 四半期別に見ると、第1四半期は売上高220億27百万円で営業利益5億07百万円の赤字、第2四半期は売上高256億45百万円で営業利益5億92百万円の黒字となる。

 通期連結業績予想は据え置いて、売上高が20年3月期比4.2%減の1030億円、営業利益が72.0%減の7億円、経常利益が68.6%減の8億円、純利益が72.7%減の4億円としている。新型コロナウイルスの影響で減収減益予想だが、売上が回復傾向であり、第2四半期の営業利益が黒字化したことを勘案すれば、通期も上振れの可能性が高いだろう。

■株価は第2四半期累計の計画超を評価

 株価はモミ合いから下放れの形となって3月の安値に接近しているが、第2四半期累計の計画超を評価する動きが優勢になりそうだ。出直りを期待したい。11月6日の終値は446円、時価総額は約167億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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