中心市街地の空洞化克服を、新潟市中心部の8商店街が初の合同イベント開催へ

2020年11月9日 08:09

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初の合同イベントを企画した新潟市中心部の商店街(合同会社アレコレ発表資料より)

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 新潟市中心部の上古町商店街など8商店街は共同で「本町・古町プロジェクト」をスタートさせ、11月中旬から初の合同イベントとなる「本町・古町助け合い&運だめしキャンペーン」を開催する。新潟三越が3月で撤退するなど中心商店街の空洞化が進む中、コロナ禍での消費低迷を克服しようとする試みで、年末年始の消費喚起につなげたい考えだ。

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 本町・古町プロジェクトに参加しているのは、上古町商店街のほか、人情横丁、柾谷小路商店街、本町6商店街、古町6番町商店街、古町7番町商店街、古町8番町商店街、古町9番町商店街。

 キャンペーンでは、「本町・古町商店街お得券」と名づけたクーポン券を古町7番町のまちみなと情報館などで13日から配布する。税別500円以上の買い物に使える100円割引券の5枚セットで、2021年1月末まで使用できる。

 さらに本町・古町プロジェクトに参加している店舗で税別1,000円以上の買い物をすれば、1等3万円相当の買い物券など買い物券や食事券が当たる運だめし福袋の応募券が配布される。応募期間は27日から12月6日。当選発表は12月10日で、商品引き換え期間は12月10日から27日まで。金券は2021年1月末まで利用できる。

 新潟市の本町と古町地区は市中心部の商業集積地区だが、3月に核店舗だった新潟三越が113年の歴史を閉じて閉店したのに加え、その後のコロナ禍で観光客が大幅に減少。そのうえ、地域の公共交通の柱となってきた路線バスの減便が発表され、空洞化にさらに拍車がかかりそうな状況。

 このままでは中心商店街の存亡にかかわる危機になりかねないとして、8つの商店街がスクラムを組み、本町・古町プロジェクトをスタート。初の合同イベントとして本町・古町助け合い&運だめしキャンペーンを企画した。8商店街は「キャンペーンでお得に買い物してもらい、地元商店街の良さを再認識してほしい」とPRしている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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