川崎近海汽船は21年3月期利益予想を上方修正

2020年10月31日 08:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

(決算速報)  川崎近海汽船<9179>(東2)は10月30日の取引時間中に21年3月期第2四半期累計の連結業績を発表した。新型コロナウイルスの影響で前年比大幅減収減益だが、赤字としていた従来予想を上回り、各利益とも黒字で着地した。また通期利益予想を上方修正した。従来予想に対して赤字幅が縮小する見込みだ。株価の反応は地合い悪も影響して限定的だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■21年3月期2Q累計減益だが計画超、通期利益予想を上方修正

 21年3月期第2四半期累計連結業績は売上高が前年同期比19.3%減の181億54百万円、営業利益が83.7%減の2億35百万円、経常利益が90.5%減の1億32百万円、純利益が57.5%減の4億62百万円だった。特別利益には固定資産売却益(外航船1隻売船)を計上した。

 新型コロナウイルスによる経済収縮の影響で、貨物輸送が減少して大幅減収減益だった。ただし営業利益は従来の赤字予想(5億50百万円の赤字予想)から一転して黒字で着地した。燃料費が想定よりも廉価に推移したこと、近海部門の市況が徐々に回復したこと、フェリー輸送が想定を上回ったことに加えて、様々なコスト削減策も寄与した。

 通期連結業績予想は売上高を下方、各利益を上方修正して、売上高が20年3月期比19.7%減の356億円(従来予想は360億円)、営業利益が2億円の赤字(同14億円の赤字)、経常利益が5億50百万円の赤字(同14億50百万円の赤字)、純利益が0百万円(同8億円の赤字)とした。

 新型コロナウイルスによる厳しい事業環境が継続し、季節要因で荷動きが落ち込む下期も損益が改善し、通期利益は従来予想に対して赤字が大幅縮小する見込みだ。当面は欧米における新型コロナウイルス感染再拡大の影響が警戒されるが、後半の損益改善を期待したい。

 なお中期経営計画を公表し、目標値に23年3月期の営業利益6億円、経常利益4億50百万円、純利益3億円などを掲げた。

■株価は調整一巡

 株価は安値圏でモミ合う形だ。上方修正に対する反応は地合い悪も影響して限定的だが、調整一巡して出直りを期待したい。10月30日の終値は2380円、時価総額は約70億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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