東亞合成は自社株買いの「枠」拡大など材料視され底堅い

2020年10月28日 15:54

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■株主へのより一層の利益還元、資本効率の向上などめざす

 東亞合成<4045>(東1)は10月28日、取引開始直後の1085円(30円安)を下値に切り返し、後場寄り後も1116円(1円高)前後で堅調に推移。自己株式取得(自社株買い)の「枠」拡大などが材料視されている。

 2020年4月21日から同年12月31日まで実施中の自社株買いについて、10月26日の取引終了後、取得枠の拡大を発表し、取得上限株数を360万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.74%、1月30日の決議時に比べ120万株増加)、取得総額を40億円(同10億円増加)とした。取得期間は従来通りで変更なし。株主へのより一層の利益還元、資本効率の向上などをめざす。

 第3四半期決算の発表はほぼ10月31日(休日の場合はこの前日)となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
テンポイノベーションは戻り試す、21年3月期は新型コロナ影響だが中期成長期待(2020/10/23)
クリーク・アンド・リバー社は売り一巡、21年2月期2桁増収増益予想(2020/10/22)
【特集】上方修正や好決算の発表銘柄から中国関連と証券株に「まだはもうなり」の可能性(2020/10/19)
【特集】テレワークの恩恵、ハウスビルダー株に注目(2020/10/12)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事