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Hameeは上値試す、21年4月期上振れ期待
Hamee<3134>(東1)は、スマホ・タブレット向けアクセサリーを販売するコマース事業を主力として、クラウド型EC事業者支援のプラットフォーム事業なども展開している。21年4月期は営業利益横ばい予想だが保守的だろう。5G端末本格化なども追い風として上振れを期待したい。株価は急伸して上場来高値圏だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
■コマース事業を主力にプラットフォーム事業なども展開
スマホ・タブレット向けアクセサリーを販売するコマース事業を主力として、EC自動化プラットフォーム「ネクストエンジン」によるクラウド型EC事業者支援のプラットフォーム事業も展開している。
また新規事業として、ふるさと納税支援サービス、スマートフォンを持たない子供のための音声メッセージロボット「Hamic BEAR」、エシカルネットショップ「RUKAMO」なども展開している。
■21年4月期営業利益横ばい予想だが保守的、上振れ期待
21年4月期の連結業績予想は、売上高が20年4月期比13.3%増の128億32百万円で、営業利益が1.9%増の17億78百万円、経常利益が0.4%増の17億64百万円、純利益が17.9%増の12億60百万円としている。
第1四半期は、売上高が前年同期比4.9%増の26億84百万円で、営業利益が8.2%増の4億15百万円だった。売上面では、コマース事業は卸売が新型コロナウイルスによる実店舗短縮営業・臨時休業の影響を受けたが、小売が巣ごもり需要でEC販売が好調だった。プラットフォーム事業も大幅伸長した。利益面では新規事業への先行投資を吸収した。
通期もコマース事業で卸売が新型コロナウイルスの影響を受けるが、小売およびプラットフォーム事業の好調が牽引する。第1四半期の進捗率は売上高20.9%、営業利益23.3%だが、小売では後半に向けて新型iPhone商戦や5G端末リリースなども追い風となる見込みだ。通期上振れを期待したい。
■株価は上値試す
株価は急伸して上場来高値圏だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。10月9日の終値は2426円、時価総額は約393億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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