日経VI:低下、市場心理好転し9月18日以来の21pt台

2020年10月6日 16:10

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記事提供元:フィスコ


*16:10JST 日経VI:低下、市場心理好転し9月18日以来の21pt台
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は6日、前日比-1.93pt(低下率8.20%)の21.61ptと低下した。なお、高値は22.95pt、安値は21.61pt。昨日の米国株高を受け、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。トランプ米大統領の早期退院で米政治への過度な警戒感が後退し、市場心理が好転。プットが手仕舞い売りに下げ、日経VIは低下幅を広げ、9月18日以来の21pt台で本日を終えた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《FA》

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