【注目銘柄】スーパーバリューは2Q決算発表を先取りバリュー株買いが拡大して急続伸

2020年9月29日 09:23

小

中

大

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 スーパーバリュー<3094>(JQS)は、前日28日に105円高の1185円と急続伸して引け、ジャスダック市場の値上がり率ランキングの第9位に躍り出た。同社株は、今年10月14日に今2021年2月期第2四半期(2020年3月~8月期、2Q)累計決算の発表を予定しているが、今年7月の今期第1四半期(2020年3月~5月期、1Q)決算時の上方修正と同様に業績上ぶれ期待を高めてバリュー株買いが増勢となった。テクニカル的にも、5日移動平均線が25日移動平均線を下から上に抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現しており、1Q決算発表時の連続ストップ高の再現も有力視されている。

■今期純利益は大幅黒字転換して4期ぶり過去最高更新

 同社の今2月期業績は、売り上げは期初予想を据え置き800億円(前期比4.4%増)としたが、営業利益は7億4500万円引き上げて9億4500万円(前期は9億2700万円の赤字)、経常利益は6億9300万円アップさせて9億9300万円(同8億3000万円の赤字)、純利益は4億600万円上乗せして6億9000万円(同23億400万円の赤字)と大幅に黒字転換し、純利益は、前期計上の減損損失14億6000万円が一巡し、2017年2月期の過去最高(6億2700万円)を4期ぶりに更新する。

 前期は、消費税増税を前にした低価格志向や夏場の低温、9月の台風・長雨などの天候不順が響き、導入した新基幹システムが一時不具合となったことなどで業績低迷が続いた。今期は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に対応して店舗の営業時間短縮があったが、食品や日用雑貨品に巣ごもり消費需要が拡大し、昨年11月から取り組んでいる生鮮品の利益改善、グロッサリー・ホームセンターの在庫適正化、さらにチラシの配布を削減したことなどが寄与した。

 この通期上方修正業績に対して、1Qの着地業績の進捗率はなお目安の25%を上回っており、上方修正幅は控え目として10月14日の今期2Q累計決算発表時の業績再上ぶれ期待につながっている。

■ミニGⅭ示現で上昇トレンド転換しPER10倍の修正に拍車

 株価は、前期業績の下方修正とコロナ・ショック安が重なり年初来安値339円へ突っ込み、今期業績の黒字転換予想を手掛かりに617円まで底上げ、今年7月の今期業績の上方修正を挟んで4日間のストップ高を交えて年初来高値1308円へ急伸した。足元では、25日移動平均線を出没するもみ合いを続けてきたが、ミニGCを示現して25日線を上放れ上昇トレンド転換を示唆した。PER10倍台のバリュー株買いで年初来高値奪回から2017年7月の株式分割権利落ち後高値1500円を目指そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【特集】第2、第3のテレワーク関連株に注目、仮想デスクトップ・テレビ会議関連など(2020/02/03)
【株式評論家の視点】昭栄薬品はオレオケミカルの専門商社、自社株買い実施に光通信が保有(2020/01/09)
【株式評論家の視点】北の達人コーポは「刺す化粧品-ディープパッチシリーズ」が大ヒット、700円割れが下値として意識(2020/01/16)
【ブロックチェーン・STO関連銘柄特集】新たな金融サービスの広がりに期待(2019/12/11)
【株式評論家の視点】プレナスは通期業績予想を据え置き、配当利回り3%(2020/01/18)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事

広告