マザーズ先物見通し:反発、権利落ちで需給改善期待

2020年9月29日 08:10

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記事提供元:フィスコ


*08:10JST マザーズ先物見通し:反発、権利落ちで需給改善期待
本日のマザーズ先物は反発が予想される。28日の米国市場ダウ平均は410.10ドル高の27584.06ドル、ナスダックは203.96ポイント高の11117.53ポイントで取引を終了した。9月ダラス連銀製造業活動指数が予想を上回り2年ぶり高水準となったほか、民主党ペロシ下院議長が追加経済救済策を巡りムニューシン財務長官と交渉しており、11月選挙前に合意できる可能性も示唆したため期待感から上昇で寄り付いた。ハイテクも引き続き強く、終始堅調に推移した。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇した。本日のマザーズ先物は、好調な米国市場や堅調なナイトセッションの流れを引き継ぎ反発でのスタートが予想される。また、本日は9月配当優待権利取りの落ち日であり、個人投資家の関心が東証1部市場より戻ることが予想され需給の改善が期待される。そのほか、本日の日本経済新聞にオンライン診療に関する記事が掲載されており、時価総額上位のJMDC<4483>など関連銘柄が堅調に推移しマザーズ先物をけん引することが期待される。本日の上値のメドは1205.0pt、下値のメドは1128.0ptとする。《FA》

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