25日の香港市場概況:ハンセン0.3%安で続落、不動産・医薬が下げ目立つ

2020年9月25日 18:00

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記事提供元:フィスコ


*18:00JST 25日の香港市場概況:ハンセン0.3%安で続落、不動産・医薬が下げ目立つ
25日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比75.65ポイント(0.32%)安の23235.42ポイントと続落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は68.60ポイント(0.73%)安の9302.59ポイントと5日続落した。ハンセン指数は5月29日以来、約4カ月ぶりの安値水準を付けている。売買代金は1167億3300万香港ドルとほぼ前日並みだった(24日は1171億6600万香港ドル)。

投資家の慎重スタンスが続く。フランスで24日、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多を記録するなど、欧州では感染が再び急拡大している。世界経済の回復に時間がかかると懸念された。前日の米株高を受けてハンセン指数は上昇してスタートしたものの、徐々に売りに押される展開。来週後半から国慶節に伴う大型連休(中国本土は10月1~8日、香港は1~4日)が始まることもあり、模様眺めのスタンスも漂った。 (亜州リサーチ編集部)


ハンセン指数の構成銘柄では、不動産デベロッパー大手の碧桂園HD(2007/HK)が3.9%安で値下がり率トップ。同業で債務リスクが報じられた中国恒大集団(3333/HK)が9.5%安と急落する中、他の本土系民営デベロッパーにも売りが波及している(恒大集団は報道を否定)。恒大集団に関しては、傘下の中国恒大新能源汽車集団(708/HK)も12.8%安と売り込まれた。

他のハンセン銘柄では、医薬品セクターが安い。石薬集団(1093/HK)が2.9%安、薬明生物技術(2269/HK)が2.5%安、中国生物製薬(1177/HK)が2.3%安で引け、指数構成銘柄の値下がり率上位に並んだ。

個別では、インターネット専業保険の衆安在線財産保険(6060/HK)が10.0%安と大きく下落。大株主であるソフトバンクグループ(9984/東証1部)が保有する同社株の売却を進めていることが嫌気された。

一方、通信設備やキャリア各社はしっかり。京信通信系統HD(2342/HK)が4.6%高、中国電信(チャイナ・テレコム:728/HK)が1.3%高、中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)が0.8%高、中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)が0.6%高で取引を終えた。中国当局は24日、国内の5G基地局が足元で50万カ所以上に達し、端末接続数が1億台を超えたとの最新データを発表している。

本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.12%安の3219.42ポイント引け、約2カ月ぶりの安値を更新した。不動産株が安い。素材株、銀行・保険株、医薬株、自動車株なども売られた。半面、大型連休を前にホテル・観光株が高い。造船株、製紙株も買われた。

亜州リサーチ(株)《FA》

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