英ポンド週間見通し:伸び悩みか、対EU通商協議の不透明感でポンド売り継続の可能性

2020年9月19日 14:36

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記事提供元:フィスコ


*14:36JST 英ポンド週間見通し:伸び悩みか、対EU通商協議の不透明感でポンド売り継続の可能性
■軟調推移、英中銀によるマイナス金利導入の可能性浮上

今週のポンド・円は軟調推移。欧州連合(EU)との協議は難航しており、英国が通商面での合意なきEU離脱を決める可能性が排除できないことや、英中央銀行によるマイナス金利導入の可能性が再浮上していることから、ポンド・円は一時134円58銭まで下落。取引レンジ:134円58銭−136円59銭。

■伸び悩みか、対EU通商協議の不透明感でポンド売り継続の可能性

来週のポンド・円は伸び悩みか。英中央銀行は将来的にマイナス金利を導入する可能性は残されており、リスク回避的なポンド売りは継続する可能性がある。また、英国の国内市場法案を巡って、欧州連合(EU)との通商協議の先行きは依然不透明であることもポンド売り材料となる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・23日:9月マークイット製造業購買担当者景気指数(8月:55.2)
・23日:9月マークイットサービス業購買担当者景気指数(8月:58.8)

予想レンジ:134円00銭−137円00銭《FA》

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