9月11日のNY為替概況

2020年9月12日 04:13

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記事提供元:フィスコ


*04:13JST 9月11日のNY為替概況
11日のニューヨーク外為市場でドル・円は106円21銭まで上昇後、106円06銭まで反落して引けた。

米8月消費者物価指数(CPI)が予想を上回っためドル買いが優勢となったのち、株式相場の失速に連れたリスク回避の円買いに伸び悩んだ。


  ユーロ・ドルは、1.1856ドルから1.1827ドルまで弱含み引けた。

欧州中央銀行(ECB)の専務理事兼首席エコノミストのレーン氏は「3月以降10%超上昇したユーロはインフレ見通しを押し下げる」と引き続きユーロ高是正に努めユーロの上値を抑制した。


  ユーロ・円は、125円87銭からまで上昇後、125円49銭までじり安推移。


  ポンド・ドルは、1.2833ドルから1.2774ドルまで下落した。英国と欧州連合(EU)の通商交渉が行き詰まり合意ない離脱への懸念が根強くポンド売りが続いた。


  ドル・スイスは0.9103フランまで上昇後、0.9082フランへ反落した。


  

[経済指標]

・米・8月消費者物価指数(CPI):前年比+1.3%(予想:+1.2%、7月:+1.0%)・米・8月消費者物価コア指数:前年比+1.7%(予想:+1.6%、7月:+1.6%)・米・8月消費者物価指数:前月比+0.4%(予想:+0.3%、7月:+0.6%)・米・8月消費者物価コア指数:前月比+0.4%(予想:+0.2%、7月:+0.6%)

 《KY》

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