【市場反応】米先週分新規失業保険申請件数/7月貿易収支/米・4-6月期非農業部門労働生産性確定値

2020年9月3日 22:32

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記事提供元:フィスコ


*22:32JST 【市場反応】米先週分新規失業保険申請件数/7月貿易収支/米・4-6月期非農業部門労働生産性確定値


米労働省が発表した週次新規失業保険申請件数は前週比13万件減の88.1万件と、予想95.0万件を下回りパンデミックを受けた経済封鎖以降で最小となった。失業保険継続受給者数は1325.4万人。前回1449.2万人から減少し、予想1400.0万人を下回り4月上旬来で最低。ただ、今回から、新たな季節調整モデルが使用されている。

同時刻に米商務省が発表した7月貿易収支は636億ドルの赤字。赤字幅は6月535億ドルから予想580億ドル以上に拡大し2008年4月来で最大。一方、4-6月期非農業部門労働生産性確定値は前期比年率+10.1%と、速報値+7.3%から予想以上に上方修正され1971年来で最大の伸び。4-6月期単位労働費用は前期比年率+9.0%と、速報値+12.2%から予想以上に下方修正された。

強弱まちまちの結果を受けドル・円は106円55銭まで上昇後、106円40銭へ弱含んだ。ユーロ・ドルは1.1810ドルから1.1841ドルまで強含んだ。

【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:88.1万件(予想:95.0万件、前回:101.1万人←100.6万件)
・米・失業保険継続受給者数:1325.4万人(予想:1400.0万人、前回:1449.2万人←1453.5万人)
・米・7月貿易収支:‐636億ドル(予想:-580億ドル、6月:−535億ドル←-507億ドル)・米・4-6月期非農業部門労働生産性確定値:前期比年率+10.1%(予想+7.5%、速報値+7.3)
・米・4-6月期単位労働費用確定値:+9.0%(予想+12.0%、速報値+12.2%)《KY》

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