大阪金概況:下落、米国景気の楽観的な見方などが上値抑制要因に

2020年9月3日 16:05

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記事提供元:フィスコ


*16:05JST 大阪金概況:下落、米国景気の楽観的な見方などが上値抑制要因に
大阪取引所金標準先物 21年8月限・日中取引終値:6621円(前日日中取引終値↓84円)

・推移レンジ:高値6671円-安値6611円

3日の大阪取引所金標準先物(期先:21年8月限)は下落した。昨日の米国市場で7月耐久財受注改定値や7月製造業受注が予想を上回り米国株式相場は上昇した。日本でも米国景気の先行きに楽観的な見方が広がり、日経平均は高値保合いを上放れ、金先物の上値抑制要因となった。また、金の価格決定要因として注目されるドル相場は、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが底堅く推移し、ドルの代替資産とされる金に資金が向かいにくかった。こうした流れを受け、今日の金先物は売り優勢の展開となった。《FA》

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