日経VI:低下、経済活動の本格的な活発化に期待

2020年8月25日 16:00

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記事提供元:フィスコ


*16:00JST 日経VI:低下、経済活動の本格的な活発化に期待
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は25日、前日比-0.72pt(下落率3.27%)の21.27ptと低下した。なお、高値は21.70pt、安値は20.87pt。昨日の米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。米中対立激化に対する懸念や安倍首相の体調不安などが意識されたが、日本の新型コロナウイルス感染拡大がピークを越えたとの見方も出ており経済活動の本格的な活発化に対する期待が強く、日経225先物は昼頃にかけて上げ幅を拡大。市場心理が改善し、日経VIは前日水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《FA》

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