19日のNY市場は下落

2020年8月20日 06:20

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;27692.88;-85.19Nasdaq;11146.46;-64.38CME225;23115;-15(大証比)

[NY市場データ]

19日のNY市場は下落。ダウ平均は85.19ドル安の27692.88ドル、ナスダックは64.38ポイント安の11146.46ポイントで取引を終了した。新型コロナウイルス追加経済救済策を巡り共和党・民主党指導者は交渉を再開する見通しで、当初の計画よりも規模を削減し5000億ドル前後の規模での合意の可能性が報じられ、上昇して寄り付いた。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(7月開催分)で下半期の見通し引き下げが示唆されたと同時に、次回会合での追加緩和の可能性にてついて言及がなく、利回りが上昇したことを嫌気して引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。セクター別では、耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、不動産や自動車・自動車部品が下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の23115円。ADRの日本株はソニー<6758>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、HOYA<7741>、エーザイ<4523>、オムロン<6645>が堅調。半面、ファナック<6954>、デンソー<6902>、トヨタ<7203>、TDK<6762>が小安いなど、対東証比較(1ドル106.14円換算)で高安まちまち。《FA》

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