8月末で閉店のそごう西神店跡、双日が商業施設を展開へ 優先交渉権獲得

2020年8月20日 06:48

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 8月末で閉店する神戸市西区糀台のそごう西神店跡で、大手商社の双日が商業施設を展開することになった。施設を所有する神戸市が双日を後継事業者の優先交渉権者に選んだもので、双日は家電量販店や家具チェーンなど中大型テナントを中心に誘致し、地下鉄ターミナル駅前にふさわしい商業施設を目指す。

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 そごう西神店が営業していた施設は西神中央駅百貨店ビルで、鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨地下2階地上6階建て延べ約3万300平方メートル。所有者の神戸市はこのうち、約2万6,500平方メートルを商業施設として貸し出す。

 神戸市は施設が市営地下鉄西神中央駅に直結し、1階の食品フロアが仕事帰りの買い物客らでにぎわっていたことから、公募条件に1階を百貨店の食品売り場に相当する高品質の食材と進物販売の場所とすることを掲げ、4月から優先交渉権者を募集していた。

 公募には複数の事業者が応募の意向を示していたが、学識経験者と神戸市幹部で構成する選考委員会が、各社の事業計画を審査し、双日を優先交渉権者に選んだ。

 双日は滋賀県守山市の「ピエリ守山」、千葉県柏市の「モラージュ柏」など、全国で商業施設を展開する実績を持つ。双日は2021年11月までの本格開業を目指すが、1階を神戸市の希望通りに食品フロアとし、先行して今秋にオープンさせることも検討すると市に伝えているという。

 入居する店舗は西神中央駅に直結する他の商業施設と差別化を図るため、中大型のテナントを中心に構成する方針。そごう西神店に出店していたテナントのうち、継続出店を希望する業者や利用客の声も店舗構成に反映させる。

 西神中央駅百貨店ビルは神戸市が進める西神ニュータウンの中核商業施設として1990年に開業した。当初からそごう西神店が入居していたが、ニュータウンの高齢化と人口減少で経営が悪化し、そごう・西武を傘下に置くセブン&アイ・ホールディングスが2019年、閉店を決めた。(記事:高田泰・記事一覧を見る

関連キーワード神戸セブン&アイ・ホールディングスそごう双日

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