東京為替:ドル・円は上げ渋り、107円付近に強い売り

2020年8月14日 12:12

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記事提供元:フィスコ


*12:12JST 東京為替:ドル・円は上げ渋り、107円付近に強い売り

14日午前の東京市場でドル・円は上げ渋り。日本株高や米長期金利の上昇を手がかりにドル高・円売りに振れたが、107円台の定着には失敗。心理的節目付近の強い売りに押される展開が続く。ただ、ユーロ・ドルは上げ渋り、ドルへの下押し圧力は抑制されているようだ。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円88銭から107円04銭、ユーロ・円は126円25銭から126円47銭、ユーロ・ドルは1.1802ドルから1.1821ドル、

【要人発言】
・トランプ米大統領
「中国は米国の農家にこれまでで最大の注文をしている」
「TikTokをめぐる王位は米国にとって大きな国益ならなければならない」
「中国への態度は友好的ではない」
・ロウ豪準備銀行総裁
「第2四半期のGDPは7%減の可能性」
「失業率は年後半に10%に達する見通し」
「当面は緩和策の継続が最善の措置と認識」
「インフレや雇用の目標に進展があるまで利上げはせず」

【経済指標】
・中・7月鉱工業生産:前年比+4.8%(予想:+5.1%、6月:+4.8%)
・中・7月小売売上高:前年比-1.1%(予想:+0.1%、6月:-1.8%)《TY》

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