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米ゼネラル・モーターズ(GM)は6日、キャデラックブランドよりSUVタイプの電気自動車(EV)「LYRIQ(リリック)」を発表した。同ブランド初のEVにして、伝統を引き継いだラグジュアリーなルックスが注目を集めそうだ。
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リリックは、後輪駆動のRWD、2モーター4WDという2つの駆動形式である。GMの第3世代EVプラットフォームより開発した結果、キャデラック初の量産型EVが仕上がった。今回採用したEVプラットフォームは、将来訪れるEVのシェア拡大を見据えた新たな車両の枠組み。メーカーの垣根を越えてグローバルな活躍を目指しており、優秀なパッケージやパフォーマンスの共有に期待がかかる。
フラットな重量配分や低重心でコントロールしやすいこともリリックの魅力。床面にバッテリーを敷き詰めるなど無駄を省いた設計で、使いやすさを重視している。重厚感あふれるモデルが多かったキャデラックだが、街乗りでもスマートに乗りこなせる一面をリリックが見せてくれそうだ。
搭載する次世代リチウムイオンバッテリー「アルティウム」は、コバルトなどレアメタルの量を削減。大容量のパウチ型セルでありながら、パックの中へ水平にも垂直にもセットでき、開発の効率性を引き上げている。リリックの航続距離は最大643km以上も期待できるという。0~96km/hの加速は3秒以内となる見込みなど、走行性能にも妥協はなさそうだ。
150kW超のDC高速充電に対応した充電システムもあり、出張や旅先でも電池残量が足りなくなれば充電できる。アメ車好きのビジネスパーソンにとっては、使いやすくなるだろう。
リリックが採用したグローバルEVプラットフォームは、アルティウムバッテリーをホンダの新EV2車種にも使う予定。「Honda e」などでEVの実績を作り始めているホンダとの提携により、両メーカーのEV部門の発展に期待がかかる。リリックの正式な発売予定や価格は未定だが、今後の活躍に注目したい1台だ。
関連キーワードSUV、電気自動車、General Motors(GM)、キャデラック
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