【株式市場】米半導体株安など受け日経平均は一時146円安だがマザーズ指数は高い

2020年8月7日 12:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2273円62銭(144円53銭安)、TOPIXは1546.32ポイント(3.56ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億6988万株

 8月7日(金)前場の東京株式市場は、米国でウエスタンデジタルが16%安など。半導体需要への見通しが慎重とされ、信越化学<4063>(東1)や東京エレクトロン<8035>(東1)が朝寄りから軟調。一方、原油市況の回復基調を受け国際石油開発帝石<1605>(東1)などは高く、6日に四半期決算を発表した三井不動産<8801>(東1)もしっかり。日経平均は取引開始直後の18円01銭高(2万2436円16銭)を上値にジリ安となり、前引け間際に145円88銭安(2万2272円27銭)まで下押した。中で、東証マザーズ指数はメルカリ<4385>(東マ)効果で高い。

 四半期決算を6日に発表した島津製作所<7701>(東1)や日精ASB機械<6284>(東1)、メルカリ<4385>(東マ)、シダー<2435>(JQS)などが急伸し、ミズホメディー<4595>(東2)は新型コロナウイルスの最新の検出試薬8月中旬発売が材料視されてストップ高。

 新規上場のT&S<4055>(東マ)は前場、買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格2800円を75%上回る4900円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は5億6988万株、売買代金は1兆1287億円。1部上場2173銘柄のうち、値上がり銘柄数は842銘柄、値下がり銘柄数は1199銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種が値上がりし、鉱業、空運、その他製品、陸運、不動産、倉庫。運輸、海運、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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