5日の米国市場ダイジェスト:NYダウ373ドル高、ウイルスワクチンや追加財政策交渉の進展期待

2020年8月6日 08:07

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記事提供元:フィスコ


*08:07JST 5日の米国市場ダイジェスト:NYダウ373ドル高、ウイルスワクチンや追加財政策交渉の進展期待
■NY株式:NYダウ373ドル高、ウイルスワクチンや追加財政策交渉の進展期待

米国株式相場は続伸。ダウ平均は373.05ドル高の27201.52ドル、ナスダックは57.23ポイント高の10998.40ポイントで取引を終了した。追加財政策の交渉で政府側が譲歩する意向を見せたため合意に向けた期待感が強まったほか、新型ウイルスワクチンへの期待が強まり上昇して寄り付いた。7月ISM非製造業景況指数が予想外に改善し昨年2月来の高水準になると、上げ幅をさらに拡大した。その後も終日堅調推移となった。ナスダック総合指数は連日で過去最高値を更新。セクター別では、耐久消費財・アパレルが上昇した一方、公益事業が下落した。

製薬会社のノババックス(NVAX)は同社開発の新型コロナウイルスワクチンの第1段階治験の良好な結果を発表し急伸。娯楽大手のウォルト・ディズニー(DIS)は決算が予想を下回ったものの動画配信契約件数が1億件を突破し、計画より4年も前倒しで目標達成に至ったことが好感され上昇。大手銀のバンク・オブ・アメリカ(BAC)は、著名投資家バフェット氏のバークシャーハサウェイ(BRK/B)による同社株購入が明らかになり上昇した。一方、遠隔医療のテラドック(TDOC)は185億ドルでリボンゴ(LVGO)買収を発表し、下落。

連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長は今のところウイルスによる長期的な経済への損害は見られず2021年末までには危機前の経済に戻るとの認識を示した。

Horiko Capital Management LLC


■NY為替:7月ISM非製造業景況指数の改善でドル売り一服

5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円80銭から105円32銭まで下落して105円32銭で引けた。米7月ADP雇用統計が予想を大幅に下回ったため、労働市場の回復鈍化懸念が強まりドル売りに拍車がかかった。ただ、その後発表された7月ISM非製造業景況指数は予想外に改善し、昨年2月来で最高に達したことが好感されドルは下げ止まった。

ユーロ・ドルは1.1848ドルから1.1905ドルまで上昇して1.1864ドルで引けた。ユーロ・円は125円16銭から125円51銭まで上昇。リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.3162ドルまで上昇後、1.3109ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9051フランへ下落後、0.9090フランまで上昇した。


■NY原油:続伸で42.19ドル、中東情勢の悪化を警戒して一時43ドル台に上昇

NY原油先物9月限は続伸(NYMEX原油9月限終値:42.19 ↑0.49)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+0.49ドルの1バレル=42.19ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは41.47ドル−43.52ドル。5日のアジア市場序盤で41.47ドルまで売られたが、まもなく反転。中東情勢の悪化を警戒して、ニューヨーク市場の序盤にかけて43.52ドルまで一段高となった。その後は、利食い売りなどが入っており、一時42ドルを下回ったが、押し目買い興味は残されており、42ドル台を維持した。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 25.39ドル +0.38ドル(+1.52%)
モルガン・スタンレー(MS) 49.77ドル +0.51ドル(+1.04%)
ゴールドマン・サックス(GS)204.52ドル +2.88ドル(+1.43%)
インテル(INTC) 48.92ドル -0.21ドル(-0.43%)
アップル(AAPL) 440.25ドル +1.59ドル(+0.36%)
アルファベット(GOOG) 1473.61ドル +8.64ドル(+0.59%)
フェイスブック(FB) 249.12ドル -0.71ドル(-0.28%)
キャタピラー(CAT) 134.97ドル +3.45ドル(+2.62%)
アルコア(AA) 14.68ドル +1.01ドル(+7.39%)
ウォルマート(WMT) 129.81ドル -1.83ドル(-1.39%)《ST》

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