コーセルは5G関連需要で21年5月期増収増益予想

2020年7月27日 08:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 コーセル<6905>(東1)は電源やノイズフィルタを展開している。21年5月期は新型コロナウイルスの影響が懸念されるものの、5G関連需要で増収増益予想としている。収益拡大を期待したい。株価は反発力が鈍く安値圏で軟調展開だが、出遅れ感を強めている。下値固め完了して出直りを期待したい。

■電源やノイズフィルタを展開

 電源(ユニット電源、オンボード電源)を主力として、ノイズフィルタも展開している。産業機器向けスイッチング電源の標準品では国内首位クラスの市場シェアを誇っている。

■21年5月期増収増益予想

 21年5月期連結業績予想は、売上高が20年5月期比8.9%増の260億円、営業利益が13.9%増の19億円、経常利益が21.6%増の19億90百万円、純利益が4.1倍の12億60百万円としている。

 新型コロナウイルスや米中貿易摩擦の影響が懸念されるものの、5G関連需要などで下期の回復を見込み、増収増益予想としている。収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は反発力が鈍く安値圏で軟調展開だが、出遅れ感を強めている。下値固め完了して出直りを期待したい。7月22日の終値は874円、時価総額は約312億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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