欧州為替:ドル・円は106円30銭台で推移、リスク回避的な円買いは一巡か

2020年7月24日 20:04

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記事提供元:フィスコ


*20:04JST 欧州為替:ドル・円は106円30銭台で推移、リスク回避的な円買いは一巡か
24日のロンドン市場でドル・円は、106円18銭から106円43銭まで戻した。米中関係の悪化を警戒したドル売りが先行したが、106円近辺でドル買いの興味が残されており、ドル・円は下げ渋った。米国株式先物の下げ幅がやや縮小したことも意識されたようだ。


ユーロ・ドルは1.1616ドルから1.1585ドルまで下落。24日発表されたユーロ圏、ドイツの7月製造業・サービスPMIは市場予想を上回る強い数字だったが、欧州諸国の株安を意識して利益確定を狙ったユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は123円18銭まで下げた後に123円51銭まで戻す展開となった。

ポンド・ドルは1.2746ドルから1.2717ドルまで売られたが、まもなく1.2745ドルまで戻した。ドル・スイスフランは伸び悩み、0.9261フランまで上昇後、0.9242フランまで下落した。《FA》

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