Jリーグに続きNPBも観客数引き上げ延期を発表

2020年7月24日 07:46

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 日本野球機構(NPB)とセ・パ両リーグの12球団は23日、臨時実行委員会を開き8月からの観客数上限の引き上げを8月末まで見送ることを決めた。当初、8月1日を目途に収容人員の50%までの引き上げを目指していたものの、22日に政府が大規模イベントの人数制限緩和を延期とすると発表したことを受け、観客数拡大を見合わせる形となった。

■27日にはNPB・Jリーグ対策会議開催へ

 7月20日にはJリーグが新型コロナウイルス感染拡大を受け、8月1日からの観客数収容上限引き上げを見送ると発表している。これにより、8月10日までは現在の「5000人上限、または収容人数50%の少ないほう」を継続する。また、27日にはNPBと対策連絡会議を開き、専門家との意見も踏まえた上で、各クラブと8月11日以降の対応について協議するという。

 Jリーグの村井チェアマンは「今後も感染者数(増加)が引き続き続く可能性が高いということであったり、いわゆる国民感覚も慎重になってきているものもあった」と、今回の観客数上限引き上げへの対応について語っている。

■日常生活同様、スポーツ観戦の場においても

 春先のリーグ中断や延期、さらには今回の決定など、プロスポーツ界ではJリーグが先手を打つ形で、多くの対応を打ち出している。そこには観客や現場関係者への感染拡大防止に対する強い使命感が伝わってくる。

 プロ野球や、2場所ぶりの開催となった大相撲など、大規模なスポーツイベントは携わる人々が常に不安、そして危機感と隣り合わせだ。

 同時に、観客数の大幅な制限や飲食の販売など、商業面における収入減も続いており、各団体にとっても死活問題であることも言うまでもない。さらには足を運ぶ観客にも決して小さくないストレスを強いる環境であることも確かだ。

 日常生活も含め先の見通せない現在、プロスポーツの現場においても、多くの制限を受け入れて行く形はまだまだ続くだろう。その状況下でも、我々会場に訪れる人間もルールを逸脱することなく、他者への理解や尊重を忘れることなく、現状を「新しいスタイル」として受け入れて進んで行かなければならない。(記事:佐藤文孝・記事一覧を見る

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