カオナビはクラウド型の人材マネジメントシステムを展開

2020年7月22日 08:40

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 カオナビ<4435>(東マ)はクラウド型の人材マネジメントシステムを展開している。21年3月期は、通期ベースで黒字化を期待したい。株価は6月の上場来高値圏から反落したが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。

■クラウド型の人材マネジメントシステム「カオナビ」を展開

 企業の人材情報をクラウド上で管理する人材マネジメントシステム「カオナビ」を展開している。社員の顔写真で直感的に操作できることが特徴だ。月額課金の収益モデルで、20年3月末の利用企業数は1789社となった。

■21年3月期黒字化期待

 21年3月期の業績(非連結)予想は、新型コロナウイルスによるイベント中止や商談停滞などの影響を考慮して、第2四半期累計をレンジ形式で開示している。売上高は14億20百万円~16億円(前年同期比17.2%増~32.1%増)、営業利益は80百万円の赤字~1億20百万円の黒字としている。通期ベースで黒字化を期待したい。

■株価は上値試す

 株価(20年1月1日付で株式2分割)は6月の上場来高値圏から反落したが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。7月21日の終値は4410円、時価総額は約497億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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