NY為替:良好な米国経済指標でドルは下げ止まる

2020年7月16日 06:58

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記事提供元:フィスコ


*06:58JST NY為替:良好な米国経済指標でドルは下げ止まる
15日のニューヨーク外為市場でドル・円は106円67銭まで下落後、106円97銭まで上昇して106円94銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)の追加緩和を織り込むドル売りが強まったのち、米国の7月NY連銀製造業景気指数が2018年11月以来で最高となったほか、6月鉱工業生産も1959年以降61年ぶり最大の伸びを記録するなど良好な経済指標を受けてドル売りは後退。

ユーロ・ドルは1.1452ドルまで上昇後、1.1402ドルまで下落して1.1412ドルで引けた。FRBの追加緩和を織り込むドル売りに上昇も、欧州連合(EU)サミットや欧州中央銀行(ECB)の理事会を控えて利益確定のユーロ売りで反落。ユーロ・円は122円28銭から121円82銭まで下落。ポンド・ドルは1.2650ドルまで上昇後、1.2575ドルまで反落。ベイリー英中銀総裁が長期にわたり低金利が維持される可能性が高いとの見解を議会証言で述べたため、ポンド売りが強まった。ドル・スイスは0.9411フランから0.9457フランまで上昇した。《MK》

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