重度のアトピー性皮膚炎に効く新薬が開発 安全性も確認

2020年7月14日 09:00

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 重度のアトピー性皮膚炎向けに、かゆみを押さえる効果のある新薬が出てきそうだ。京都大学などの研究チームが、臨床試験を行ったところ、かゆみの改善と安全性が確認されたそうだ。

この新薬は「ネモリズマブ」という名称で、中外製薬が製造を手がけている。京都大などの治験ではネモリズマブの投与後は平均で42.8%の改善が見られたそうだ。薬事承認を申請し実用化を目指していくとのこと(中外製薬ハフポスト産経)。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス | 医療

 関連ストーリー:
人が自力で合成できないといわれているビタミン類その他も合成できるようになるという「冷えとり健康法」 2019年01月07日
美容クリーム代わりに処方薬の処方を求める人が増えている? 2017年09月14日
アトピー性皮膚炎のかゆみを抑える薬が開発される 2017年03月06日
九州大学の研究者ら、アトピー性皮膚炎のかゆみの原因となるタンパク質を特定 2017年01月12日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事