9日のNY市場はまちまち

2020年7月10日 06:36

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;25706.09;-361.19Nasdaq;10547.75;+55.25CME225;22385;-95(大証比)

[NY市場データ]

9日のNY市場はまちまち。ダウ平均は361.19ドル安の25706.09ドル、ナスダックは55.25ポイント高の10547.75ポイントで取引を終了した。先週分の新規失業保険申請件数が予想以上に減少したことを好感し、上昇して寄り付き、ナスダック総合指数は一時過去最高値を更新した。しかし、フロリダ州での1日のウイルス感染者数が過去最多にのぼったとの報道などで景気回復見通しが一段と悪化しNYダウは下落に転じた。最高裁がトランプ大統領の納税記録のNY大陪審への開示を認める判断が報じられたことも売り材料となった。しかし、引き続きハイテクが底堅く引けにかけて下げ幅を縮小。セクター別では、エネルギー、自動車・自動車部品が大きく売られた一方、食・生活必需品小売、小売りが買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円安の22385円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、三井住友<8316>、HOYA<7741>、富士通<6702>、エーザイ<4523>、富士フイルム<4901>、セコム<9735>、TDK<6762>など、対東証比較(1ドル107.23円換算)で全般軟調。《FA》

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