ミクリードは調整一巡

2020年6月25日 08:59

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ミクリード<7687>(東マ)は、中小規模の居酒屋を中心とする飲食店向けに業務用食材等の通信販売を展開している。21年3月期は新型コロナウイルスの影響で未定としている。当面は飲食業界が打撃を受けているため影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は戻り高値圏から反落した。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■飲食店向けに業務用食材の通販を展開

 20年3月東証マザーズに新規上場した。中小規模の居酒屋を中心とする飲食店向けに業務用食材等の通信販売を展開している。

 大手の業務用食材卸業者がターゲットにしたくない中小飲食店を主要顧客層としている。最も店舗数が多く、かつ競合の少ないゾーンである。また近年、大手の業務用食材卸業者の顧客絞り込み戦略で、同社の利用顧客数が増加している。なおミスミの新規事業部門として設立し、現在は顧客開拓でカクヤスグループと連携している。

■21年3月期業績予想は未定

 21年3月期業績予想は新型コロナウイルスの影響で未定としている。当面は飲食業界が打撃を受けているため影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は戻り高値圏から反落した。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、調整一巡して出直りを期待したい。6月24日の終値は1081円、時価総額は約23億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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