ソフトバンク、TモバイルUS株の3分の2を売却へ

2020年6月24日 20:42

印刷

記事提供元:スラド

 ソフトバンクグループが保有するTモバイルUS株の3分の2を売却するそうだ。Tモバイルに子会社を通じて売却先される。Bloombergによれば、売却額は211億ドル(約2兆2500億円:22日のTモバイル株の終値から試算)。ソフトバンクGはTモバイル株の24.65%を保有しているが、売却後の出資比率は現状の24%から8%前後に引き下がる模様。また、購入オプションなどの条件次第では、出資比率が1%以下になる可能性もあるようだ。

 これにより、ソフトバンクグループの取締役会の指名人数が大幅に減少するとみられている。これまでは14人のうち4人を指名できたが、今後は1人もしくは指名権を失う可能性が高いとみられている。なお、ソフトバンクは3月に最大4兆5000億円分の保有資産を現金化することを発表している。今回の株式売却もその一環である模様(Bloombergテレ東News日経新聞ITmedia)。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | ビジネス | 通信 | IT | お金

 関連ストーリー:
ソフトバンク傘下のSprintと米携帯大手T-Mobile、米当局が合併を承認 2019年07月26日
ソフトバンクのバイスチェアマンを務めていたアローラ氏の役員報酬、半年で165億円だった 2015年06月22日
ソフトバンク、シリコンバレーの開発拠点を縮小へ? 2014年12月18日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事