マザーズ先物概況:4日ぶりに反発、個人投資家のリスクセンチメントが改善

2020年6月16日 17:23

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記事提供元:フィスコ


*17:23JST マザーズ先物概況:4日ぶりに反発、個人投資家のリスクセンチメントが改善
16日のマザーズ先物は前日比51.0pt高の963.0ptと4日ぶりに大幅に反発して終了した。高値977.0pt、安値は935.0pt。取引高は10208枚。本日のマザーズ先物は、米国のFRBが大規模な金融緩和を発表したことで個人投資家のリスクセンチメントが大幅に改善し上昇してのスタートとなった。寄り付き後も全面的なリスクオンのムードから徐々に上げ幅を拡大し、さらに、お昼休み中に日銀の政策決定会合が終了し、「日銀が新型コロナウイルス特別対応資金繰りプログラム枠を75兆円から110兆円に拡大」と市場に伝えられたことで一段と上げ幅を拡大する場面があった。しかし、新興市場には新規の材料に乏しく、日足の5日移動平均線に上値を抑えられる形で後場は横這いで推移し取引を終了した。なお、米国や中国北京で新型コロナの患者数が急増したことや、昨日の東京の新型コロナの感染者が48人となったことが、時価総額上位のアンジェス<4563>やメルカリ<4385>などのバイオや巣ごもり関連などの銘柄への買い手掛かりとされ、先物を下支えした面もあったようだ。《YN》

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