【株式市場】円高などで日経平均は取引開始後333円安まで下押したが徐々に持ち直す

2020年6月11日 12:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2885円28銭(242円67銭安)、TOPIXは1610.73ポイント(13.93ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億1331万株

 6月11日(木)前場の東京株式市場は、米国の金融政策会合などを受けて円高が進んだため、日経平均は先物主導で276円安で始まり、直後に333円42銭安(2万2791円53銭)まで下押した。ただ、米国株はNASDAQ総合指数が3日連続で最高値を更新し初の1万ポイント台。ソニー<6758>(東1)は始値から堅調など米国景気関連株には強さがみられ、日経平均は一進一退の中で徐々に持ち直した。

 エイトレッド<3969>(東1)やネオジャパン<3921>(東1)はコロナ新常態テレワーク拡大が追い風とされて活況高。マルマエ<6264>(東1)は業績予想の増額修正などが好感されて続伸。コーア商事HD<9273>(東2)は業績好調な上、開発が進む新型コロナ特効薬の原薬にかかわるとの見方があり一段高。Delta-Fly Pharma(デルタフライ・ファーマ)<4598>(東マ)は抗がん剤開発などで材料豊富と5日続伸。コックス<9876>(JQS)は「ひやっと冷たい『ひやマスク』」など注目され連日急伸。

 東証1部の出来高概算は7億1331万株、売買代金は1兆1722億円。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は426銘柄、値下がり銘柄数は1674銘柄。

 また、東証33業種別指数は、その他製品、情報・通信、の2業種が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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