概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日続伸、感染者数が少ない地域での経済活動が段階的に再開

2020年6月2日 09:52

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記事提供元:フィスコ


*09:52JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日続伸、感染者数が少ない地域での経済活動が段階的に再開
【ブラジル】ボベスパ指数 88620.10 +1.39%
1日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1217.51ポイント高(+1.39%)の88620.10で取引を終了した。86836.6から89019.4まで上昇した。

売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。海外市場の上昇が好感され、ブラジル株への買いも広がった。また、世界的な経済活動の再開が一段と進んでいることなども支援材料。ほかに、中国の経済指標の改善や大型景気対策の実施などが世界景気の一段悪化懸念をやや緩和させた。

【ロシア】MICEX指数 2750.24 +0.56%
1日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比15.41ポイント高(+0.56%)の2750.24で取引を終了した。2733.28から2773.56まで上昇した。

高く寄り付いた後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、海外市場の上昇なども買い安心感を与えた。国内では、新型コロナウイルスの感染状況が比較的落ち着いているとの政府報告が支援材料。一方、通貨ルーブル高が資源輸出大手の圧迫材料となった。また、米中対立への懸念なども引き続き足かせになった。

【インド】SENSEX指数 33303.52 +2.71%
1日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比879.42ポイント高(+2.71%)の33303.52、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同245.85ポイント高(+2.57%)の9826.15で取引を終えた。

終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。1-3月期の国内総生産(GDP)が予想を上回ったことが好感された。1-3月期のGDP成長率は3.1%となり、前期の4.7%を下回ったが、市場予想の1.6%を上回った。また、感染者数が少ない地域での経済活動が段階的に再開させるとの政府方針も支援材料となった。

【中国本土】上海総合指数 2915.43 +2.21%
週明け1日の上海総合指数は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比63.08ポイント高(+2.21%)の2915.43ポイントと3日続伸した。3月12日以来、約2カ月半ぶりの高値水準を回復している。

中国経済の持ち直しが期待される流れ。取引時間中に公表された民間集計の5月・財新中国製造業PMIは、予想(49.6)を大幅に上回る50.7に改善した。先週末に発表された同月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は50.6となり、予想(51.1)をやや下回ったものの、景況判断の境目となる50は3カ月連続で上回っている。香港の統制を強化する「香港版国家安全法」の制定方針を巡るトランプ米大統領の記者会見で、懸念されていたほどの対中強硬スタンスがみられなかったことも安心感につながった。指数は中盤から上げ幅を広げている。《CS》

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