東京金概況:上昇、市場心理の改善に伴う円安が追い風に

2020年5月20日 16:31

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:31JST 東京金概況:上昇、市場心理の改善に伴う円安が追い風に
TOCOM金 21年4月限・日中取引終値:6062円(前日日中取引終値↑59円)

・推移レンジ:高値6083円-安値6060円

20日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は上昇した。前日の米株式市場では新型ウイルスのワクチン開発に対する期待が削がれたことで主要株価指数は反落していた。ただ、トランプ米大統領が米中貿易交渉の第1段階の合意は破棄しない姿勢だとの報道を受け、関係悪化の懸念が後退しこともあり、日経平均は年初来高値を更新するなど市場心理が改善した。また、日銀が22日に臨時の金融政策決定会合を行うと発表したことも追い風となり、対ドルでの円安基調を下支えに東京金先物は高値圏での推移となった。《FA》

関連記事