マクアケは上値試す

2020年5月13日 08:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 マクアケ<4479>(東マ)はクラウドファンディングのWebプラットフォームを運営している。20年9月期大幅増収増益予想である。第2四半期累計の進捗率は順調だった。新型コロナウイルス感染症による業績への直接的な影響は限定的だろう。収益拡大を期待したい。株価はIPO直後の高値に接近している。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。

■クラウドファンディングのプラットフォームを展開

 19年12月東証マザーズに新規上場した。サイバーエージェント<4751>の連結子会社で、国内NO.1の購入型クラウドファンディングのWebプラットフォーム「マクアケ」を運営している。

■20年9月期大幅増収増益予想

 20年9月期業績(非連結)予想は、売上高が19年9月期比62.8%増の21億87百万円で、営業利益が3.8倍の4億78百万円、経常利益が3.7倍の4億76百万円、純利益が3.7倍の3億30百万円としている。応援購入総額は7割増を目指している。

 第2四半期累計は売上高が11億22百万円、営業利益が2億39百万円だった。応援購入総額が大幅に伸長して増収増益だった。そして通期予想に対する進捗率は応援購入総額50.8%、売上高51.3%、営業利益50.1%と順調だった。新型コロナウイルス感染症による業績への直接的な影響は限定的だろう。収益拡大を期待したい。

■株価は上値試す

 株価はIPO直後の高値に接近している。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。5月12日の終値は4560円、時価総額は約525億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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